楽天モバイルは本当にお得?料金プラン・メリット・デメリット・乗り換え手順まで完全ガイド

「スマホ代、毎月けっこう払ってるけど、こんなものなのかな…」——そう思いながら、なんとなく同じキャリアを使い続けていませんか。実は今、データ無制限で月3,000円台という選択肢が当たり前になりつつあります。その中心にいるのが楽天モバイルです。
とはいえ、「本当に安いの?」「電波はちゃんと入る?」「乗り換えって難しそう…」と不安もいっぱいですよね。この記事では、楽天モバイルの料金・メリット・デメリット・乗り換え手順を、公式情報をもとに“いいところも残念なところも正直に”まとめました。とくに質問の多いテザリングは、じっくり解説します。読み終わるころには、「自分に合うか合わないか」がはっきり分かるはずです。
📌 楽天モバイルの料金「最強プラン」の仕組み(使った分だけ自動で変わる3段階)
📌 ⭐テザリングが「申し込み不要・追加料金0円」で使える理由とやり方
📌 メリットとデメリットを正直に(電波・通信速度の“実データ”つき)
📌 楽天経済圏でどれだけお得になるか(楽天市場ポイント・楽天銀行の金利アップ)
📌 他社からの乗り換え(MNP)の手順と、失敗しないためのコツ
そもそも楽天モバイルとは?
楽天モバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクに続く「第4のキャリア」として、自社の通信回線(自前のアンテナ網)を全国に広げてきた携帯電話会社です。格安SIM(他社の回線を借りて運営する会社)とは違い、自分たちの回線を持つ「キャリア」である点が大きな特徴です。
料金プランは現在、「Rakuten最強プラン」という1つに集約されています。プランをあれこれ選ぶ必要がなく、使ったデータ量に応じて料金が自動で変わるシンプルな仕組み。さらに、もともと楽天市場・楽天カード・楽天銀行などを使っている人にとっては、楽天ポイントがどんどん貯まりやすくなるという、楽天経済圏ならではの強みもあります。
「とにかく安く、たくさん使いたい」「楽天をよく利用する」という人には特に相性のよい回線です。一方で、後ほど正直にお伝えするとおり“電波の弱点”もあるので、その両面を知ったうえで選ぶのが失敗しないコツです。
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楽天モバイルが選ばれる4つの理由
まずは「なぜここまで利用者が増えているのか」を、ざっくり4つにまとめます。楽天モバイルの契約回線数は2025年12月末で約1,001万回線(1年前から約171万回線増)と、着実に伸びています。

ポイントは次の4つです。
「料金の安さ」だけでなく、“使った分だけ”という納得感と楽天経済圏との相性のよさが、選ばれる大きな理由になっています。次の章から、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
料金プラン「Rakuten最強プラン」を徹底解説
楽天モバイルの料金は、毎月のデータ使用量に応じて自動で3段階に変わる「使った分だけ」方式です。プラン変更の手続きはいりません。下の表が、割引なしの通常料金(1人で契約した場合)です。
| 月のデータ使用量 | 月額(通常・1人) | 最強家族割(1人110円引き) |
|---|---|---|
| 〜3GB | 1,078円 | 968円 |
| 〜20GB | 2,178円 | 2,068円 |
| 20GB〜無制限 | 3,278円 | 3,168円 |

いちばんのポイントは、どれだけデータを使っても月3,278円で打ち止め(無制限)になること。動画やテザリングでガッツリ使っても、これより高くなりません。逆に、あまり使わなかった月は1,078円まで自動で下がります。
家族で使うなら「最強家族割」でさらにおトク。1人につき毎月110円引きになり、これは全部の段階(3GB・20GB・無制限)に効きます。離れて暮らす家族も対象で、1グループ最大20回線まで参加できます。
年齢に応じた割引・特典もあります。混同しやすいので、表で整理します。
| 名称 | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| 最強こども割 | 12歳以下 | 3GB以下は毎月440円引き、3GB超は110円引き(料金割引) |
| 最強青春割 | 13〜22歳 | 全段階で毎月110円引き(料金割引) |
| 最強シニアプログラム | 65歳以上 | 毎月110ポイント還元(指定オプション全加入で880ポイント)※割引ではなくポイント |
たとえば最強こども割+最強家族割を合わせると、12歳以下のお子さまは3GBまで実質528円。なお、こども割・青春割は「料金そのものが安くなる」割引ですが、シニアプログラムだけはポイント還元という違いがあるので覚えておきましょう。
「動画も思いきり観たい」という人には、無制限プランに毎月1,100円足してU-NEXTが見放題になる「Rakuten最強U-NEXT」(月4,378円)もあります。U-NEXTを別契約する必要がなく、1本にまとまるのが便利です。
「自分ならいくらになる?」が気になる方は、公式の料金シミュレーションで数十秒で確認できます。
【ここが知りたい】テザリングを徹底解説
楽天モバイルで特に質問が多いのがテザリング。テザリングとは、スマホの通信を使ってパソコンやタブレット、ゲーム機をインターネットにつなぐ機能のことです。結論から言うと、楽天モバイルのテザリングは「申し込み不要・追加料金0円・容量たっぷり」で、ここが大きな魅力になっています。

① 申し込み不要・追加料金は0円
楽天モバイル公式は、テザリングについて「プランのご契約で追加料金なしでご利用いただけます」と明記しています。つまり、オプション加入や事前申し込みは一切不要。スマホの設定でテザリングをオンにするだけで、その日から使えます。
② テザリングのデータは「プラン容量に合算」=無制限部分は使い放題
ここが他社と差がつくポイント。楽天モバイルのテザリングで使ったデータは「プランのデータ利用量に加算」されます(公式明記)。つまりテザリング専用の上限は無く、20GBを超えてからの“ギガ無制限”の範囲なら、テザリングも気にせずたっぷり使えるということ。料金も無制限の月3,278円のまま、追加費用はかかりません。
実際、楽天モバイル公式の「お客様の声」では、光回線を解約してテザリングだけで生活している利用者の事例(「どれだけ使っても追加で料金がかからず、データ使い放題」)も紹介されています。
③ つなぎ方は3通り
④ 設定はかんたん(iPhone・Android)
iPhone:設定 →「インターネット共有」→「ほかの人の接続を許可」をオン → 表示されたパスワードを、つなぎたい機器側で入力。
Android:設定 →「ネットワークとインターネット」→「アクセスポイントとテザリング」→「Wi-Fiアクセスポイント」をオン → QRコードまたはパスワードを機器側で読み取り・入力。
💡 使う前に確認を:機種によってはテザリングが使えない場合があります。楽天モバイル公式の「楽天回線対応製品」一覧や「楽天モバイルで使えるか調べる」ツールで、事前にチェックしておくと安心です。
⑤ 固定回線の代わりになる?(正直なところ)
「楽天モバイルのテザリングだけで光回線をやめられる?」という疑問。結論は“ふだん使いなら十分、ガチ用途は固定回線が安心”です。一般に、Web会議(Zoom等)は下り20Mbps前後あれば快適に動き、フルHD動画やネットショッピングも多くの環境で問題ありません。一方、対戦型のオンラインゲームを本格的にプレイする・4K動画を多用する・建物の奥まった部屋で使うといった場合は、通信が不安定になることもあります。
安定させるコツとして、接続方式は一般に「USB > 5GHzのWi-Fi > 2.4GHzのWi-Fi > Bluetooth」の順でつながりやすいとされます。スマホは窓際や高い位置に置くと電波を拾いやすくなります。逆に、鉄筋コンクリートの奥の部屋や地下では不安定になりやすい点は知っておきましょう。
なお楽天モバイルは、混雑時など公平なサービス提供のために速度制御が行われる場合があるとされています(いつも遅くなるわけではなく、混み合う時間帯の一時的な調整です)。「完全に無条件の無制限」ではない、という点だけ頭に入れておくと、過度な期待によるガッカリを防げます。
楽天モバイルのメリット
ここまでの内容も含めて、楽天モバイルの“いいところ”を整理します。
特に「Rakuten Linkで通話無料」は見逃せません。通話が多い人は、他社のかけ放題オプション(月1,000円前後)が不要になることも。ただしアプリの使い方には少しクセがあるので、それは次の「デメリット」でお伝えします。
楽天モバイルのデメリット・注意点
いいことばかりではありません。後悔しないために、弱点も正直にお伝えします。“安いには理由がある”と理解したうえで選べば、ミスマッチを防げます。
特に電波・速度は人によって体感が大きく違う部分です。「メイン回線をいきなり全部乗り換える」のが不安なら、まず1回線だけ試す(サブ回線として持つ)のも賢い始め方。事務手数料0円なので、気軽にお試しできます。
電波・通信速度はどれくらい?
「実際どれくらいつながって、どれくらいの速度なの?」——ここは口コミだけでなく、公式・公的なデータで見てみましょう。
プラチナバンドで“つながりやすさ”を改善中
楽天モバイルは2024年6月27日に、屋内や地下に強い低い周波数「プラチナバンド(700MHz帯)」の商用サービスを開始しました。楽天自身も総務省への提出資料で「プラチナバンドの有効活用により、地下や屋内などでもつながりやすい場所が増える」と説明しています。つまり、これは“速度を大きく上げる”より“つながらない場所を減らす”のが主な狙いです。
ただし、楽天に割り当てられたプラチナバンドの幅は下り3MHz・上り3MHzと、大手3社(各社10MHz幅前後)より狭め。整備は進行中で、2026年6月時点ではまだ展開の途上です(都内地下鉄での対応は2026年7月に完了見通し)。
基地局・カバー率(公的資料ベース)
| 項目 | 数値 | 出典・時点 |
|---|---|---|
| 自社4G人口カバー率 | 98.9% | 総務省提出資料(2025年Q2) |
| 屋外基地局(4G+5G) | 約9.4万局 | 総務省提出資料(2025年Q1) |
| 契約回線数 | 約1,001万回線 | 2025年12月末 |
出典:総務省「5Gの整備状況(令和6年度)の概要」(2025年9月19日公表)および各社の総務省提出資料
実測スピード(ユーザーの計測データ)
利用者の実測値を集めるサイト「みんなのネット回線速度(みんそく)」によると、2026年6月時点の楽天モバイルの平均は次のとおりです(実測値は日々変動します)。
| キャリア | 下り平均 | 上り平均 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル | 約87.7Mbps | 約26.4Mbps |
| ドコモ | 約172.8Mbps | 約14.9Mbps |
| au | 約171.6Mbps | 約20.2Mbps |
| ソフトバンク | 約122.9Mbps | 約18.3Mbps |
楽天モバイルの下りの平均速度は大手より控えめ(ドコモ・auの約半分)です。とはいえ、下り約88Mbpsあれば、動画視聴・SNS・Web会議などの日常用途は十分こなせる水準です(一般に動画のフルHDでも20Mbps前後あれば快適)。むしろ上り(アップロード)は4社の中ではいちばん速く、写真・動画の投稿が多い人には向いています。
📊 速度・つながりやすさは「住んでいる場所・使う時間帯・建物」で大きく変わります。数字は参考程度に、最後は公式のエリアマップで自宅・職場をチェックするのが確実です。
楽天経済圏との組み合わせでどれだけお得?
楽天モバイルの真価は、楽天のほかのサービスと組み合わせたときに発揮されます。スマホ代を払いながら、楽天ポイントや銀行金利でしっかり“取り返せる”のが強みです。

① 楽天市場の買い物ポイントがアップ(SPU)
楽天モバイルを契約していると、楽天市場での買い物ポイントが+4倍(基本の1倍と合わせて計5倍相当)になります。※要エントリー、付与は期間限定ポイント、毎月の獲得上限は2,000ポイント。普段から楽天市場で買い物する人ほど、スマホ代の一部を“ポイントで取り戻せる”計算です。
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② 楽天銀行の普通預金金利がアップ
楽天銀行と楽天証券をつなぐ「マネーブリッジ」で普通預金金利が上がりますが、楽天モバイル契約者はさらにボーナス金利が乗ります。条件達成で、最強プランなら最大年0.56%(最強U-NEXTなら最大0.64%/いずれも上限残高1,000万円・毎月エントリー要・2026年6月時点)。大手銀行の普通預金(2026年の利上げで年0.3%前後)と比べても、なお高い水準です。
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③ 料金もポイントで払える/エンタメ特典も
貯めた楽天ポイントは月々のスマホ料金の支払いに使えます(期間限定ポイントから優先消費)。さらに最強プラン契約者は、追加料金なしでパ・リーグの試合見放題・楽天マガジン毎月3冊・楽天ミュージック・楽天ドライブ50GB無料などの特典も付きます。
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乗り換え(MNP)の手順をステップで解説
「乗り換えって難しそう…」と感じる人も多いですが、今はかなりかんたんになっています。今の電話番号をそのまま使う「MNP」で進めましょう。

まず用意するものは次の3つだけです。
手順は以下のとおり。多くの会社は「MNPワンストップ」に対応していて、その場合は面倒なMNP予約番号の取得が不要です。
eSIM(スマホに直接書き込む電子SIM)を選び、スマホで本人確認をすれば、申し込み後 最短3分で開通手続きに進めて即日開通も可能です。物理SIMカードを選んだ場合は、郵送で届くまで約1週間が目安です。
乗り換え前の注意点・失敗回避
スムーズに乗り換えるために、先に押さえておきたいポイントをまとめます。
こんな人におすすめ/向かない人
・楽天市場や楽天カードをよく使う
・通話が多い(Rakuten Linkで無料に)
・スマホ代をとにかく下げたい
・まずサブ回線で試してみたい
・通信の安定性を最優先したい
・キャリアメールを無料で使い続けたい
・楽天サービスを全く使わない
・対面サポートを重視する
迷ったら、「エリアが大丈夫そうなら、まず1回線お試し」が失敗しにくい選び方です。事務手数料0円・縛りも実質ゆるいので、合わなければ戻すこともできます。
よくある質問(FAQ)
まとめ|「自分の使い方」で選べば失敗しない
楽天モバイルは、データ無制限が月3,278円・テザリングも無料で使い放題・楽天ポイントが貯まるという、コスパと楽天経済圏の相性が光る回線です。一方で電波・速度には場所によるムラがあるのも事実。だからこそ、エリアと端末を確認したうえで、まずは試してみるのがいちばん後悔しない選び方です。
スマホ代は“毎月かかる固定費”じゃから、少し見直すだけで年間で何万円もの差になる。楽天モバイルは「データ無制限で月3,278円・テザリングも無料」と、家計にやさしい選択肢じゃ。
ただし電波には正直、得意・不得意がある。だからこそ大事なのは“自分の生活圏で使えるか”。エリアを確かめて、まず1回線から試してみる——これが、いちばん賢くて失敗しない一歩じゃぞい。あせらず、自分の使い方に合うかをじっくり見極めていこうかの🦉









