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「食材宅配は便利そうだけど、高い」。そう感じて、なかなか手が出せない人は多いはずです。たしかにミールキットの値段だけを見ると、スーパーで材料を買うより高く見えます。

ただ、食材宅配の代金には、食材の代金のほかに、献立を考える・買い物に行く・野菜を切るといった手間を減らす分が入っています。この記事では、オイシックス・コープデリ・パルシステム・ヨシケイの4社の料金のしくみを比較し、国の統計で計算した「スーパーで買う夕食5日分」と、値段を並べて比べてみます。

📚️ こんなことが学べる

📌 食材宅配の代金に入っているもの(食材代と手間を減らす代金)
📌 家計調査で見る、1週間の食費の目安
📌 4社の入会時のお金・送料・手数料のしくみ
📌 スーパーの夕食5日分(2人分)との値段の差
📌 送料・手数料を安くするコツと、向いている人
📌 お試しセット・定期便で気をつけたいこと

食材宅配が高いかどうかは、何と比べるかで答えが変わるのじゃ。1週間分の夕食で、じっくり比べてみるぞい。

※2026年10月現在の情報です。料金・送料・手数料・お試しの内容は、お住まいの地域や時期によって変わります。最新の詳細は各社の公式サイトでご確認ください。
食材宅配って便利そうだけど、高いって聞くにゃ。スーパーで買うより、ずいぶん高いのかにゃ?
値段だけ見ると高く見えるが、中身をよく見ると「何にお金を払っているか」が分かるのじゃ。4社の料金と、スーパーで買った場合を、順番に確かめていくぞい。
💡 そもそも「ミールキット」とは?
ミールキットは、1回の食事のおかずを作るのに必要な食材と、味つけのたれ・調味料が、作り方(レシピ)といっしょにセットで届く商品です。野菜が切ってあったり、肉や魚の下ごしらえが済んでいたりするものが多く、届いたらレシピを見ながら火を通すなどして、短い時間でおかずを作れます。
・入っているもの:食材(切った野菜・肉や魚など)、味つけのたれ・調味料、作り方のレシピ
・作る時間の目安:オイシックスは主菜と副菜で10〜20分、コープデリは最短5分です(メニューによって違います)
・減る手間:献立を考える・買い物に行く・材料を切るといった手間が減り、使う分だけ届くので食材も余りにくくなります
食材宅配では、野菜や肉、お惣菜など、スーパーと同じような食品も買えます。ミールキットは、その中の商品の1つです。この記事では、このミールキットの値段を、スーパーで材料を買った場合と比べます。

食材宅配は高い?結論は「食材代+手間を減らす代金」

先に結論からお伝えします。食材宅配のミールキットでそろえると、スーパーで材料を買うより高くなります。この記事のモデルケースでは、夕食5日分(2人分)の材料費が、スーパーで買うと約4,160円。ミールキットでは、会社やコースによって約5,870円から1万円を超えるものまでありました。

ただし、その差はただの上乗せではありません。差額には、食材の品質や量、家まで届ける配送の違いのほか、献立を考える手間、買い物に行く手間、野菜を切るなどの下ごしらえ、余った食材を使い切る手間を減らす分が入っています。言いかえると、食材宅配は「食材」だけでなく、「料理にかかる時間と手間」を買うサービスです。

比べるときは、スーパーとの差額を1日あたりに直して、「この金額で、これだけ手間が減るなら納得できるか」を考えるのがコツです。この記事のモデルケースでは、差額は1日あたり約340円〜1,650円でした(くわしくは後の章で説明します)。

「高いか安いか」は、値段の差と、減る手間を並べて決めるものなのじゃ。差がいくらかを知るだけで、ずいぶん選びやすくなるぞい。
食材宅配のきほん|食材代+手間を減らす代金。献立を考える・買い物に行く・下ごしらえの3つの手間が減る分も代金に入る

食費の目安|家計調査で見る1週間の食費

まず、ふだんの食費の目安を確認しておきましょう。総務省の家計調査によると、2025年の二人以上の世帯(平均2.87人)の「食料」への支出は、1か月平均94,895円でした(平均2.87人の世帯の数字で、2人暮らしの平均ではありません)。1か月を約4.3週として計算すると、1週間あたり約2万2千円です。

ただし、この金額には外食・お菓子・飲み物・お酒なども含まれています。夕食の材料だけの金額ではないので、食材宅配と直接比べる数字ではありません。「家族の食費全体のうち、夕食の材料はその一部」と考えておくと、このあとの比較が分かりやすくなります。

自分の家の食費を知りたいときは、家計簿アプリでスーパー・コンビニ・外食の支払いを分けて見てみましょう。夕食の材料にいくら使っているかが見えると、食材宅配に切りかえたときの差も考えやすくなります。

仕事から帰ると、ごはんを作る元気が残ってないにゃ…
その「手間」に、いくらまでなら払えるかを考えるのが、食材宅配選びの第一歩じゃ。まずは今の食費を知るところから始めるとよいぞい。

💰 食費を「見える化」する家計簿アプリの選び方は、こちらで比べています👇
👉 家計簿アプリおすすめ徹底比較|マネーフォワードを使い倒す方法

オイシックス・コープデリ・パルシステム・ヨシケイの料金のしくみを比較

食材宅配の料金は、商品の代金のほかに、入会するときのお金と、送料(手数料)がどうかかるかで変わります。4社のしくみを、公式サイトの記載をもとに表にまとめました。

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項目 オイシックス コープデリ パルシステム ヨシケイ
運営 会社(オイシックス・ラ・大地) 生協(地域の生協) 生協(地域の生協) 地域のヨシケイ
入会時のお金 入会金・年会費なし 入会金・年会費なし
出資金500〜1,000円(やめるときに返金)
入会金・年会費なし
出資金あり(やめるときに返金)
入会金・年会費なし
送料・手数料 本州の定期会員:
6,500円(税抜)以上で無料
4,500円以上300円
2,000円以上600円
1回198〜220円
地域ごとの金額以上で無料
(東京・埼玉・千葉は6,000円(税抜)以上)
1週間ごとに198〜275円
(注文がない週もかかる。
前もってお休みを申し込めば不要)
配達料なし
届く地域 全国(ヤマト運輸) 東京・埼玉・千葉・茨城
栃木・群馬・長野・新潟
東京・神奈川・千葉・埼玉
茨城・栃木・群馬・福島
山梨・長野・静岡・新潟
地域のヨシケイの配達エリア内
(対象外の地域あり)
届き方 週1回
届け日を注文ごとに選ぶ
週1回
地域ごとに決まった曜日
週1回
1週間分をまとめて
毎日
ほぼ同じ時間帯
ミールキットの値段の例(2人前) 主菜:940〜2,699円
主菜+副菜:1,727〜2,483円
主菜:885円〜
主菜+副菜1品:1,134円
加入案内のページには
値段の一覧なし
5日間セット:
6,880〜8,050円(3地域の例)

表の値段は、オイシックスが2026年10月26日に公式サイトのミールキット一覧に出ていた値段、コープデリが公式サイトに載っている2026年8月時点の値段(いずれも税込)です。ヨシケイは、川越市・春日井市・枚方市の郵便番号で調べた2026年11月2日の週の注文ページの値段(税込)で、地域によって変わります。

送料・手数料には、細かい決まりもあります。オイシックスは、冷凍品の注文が1,600円(税抜)未満だと冷凍手数料300円がかかります。コープデリは、商品の配達がない週も基本手数料(88〜110円)だけはかかります。パルシステムは、注文の有無にかかわらず1週間ごとに手数料がかかり(前もって「お休み」を申し込んだ期間はかかりません)、家庭に応じた割引制度があります。

生協の2社は、加入するときに「出資金」を預けます。これは会費ではなく、生協の運営のために預けるお金で、やめるときに返ってきます。

送料や手数料は、たくさん頼むほど無料に近づく会社と、毎週決まってかかる会社があるのじゃ。表の「無料になる条件」を、自分の買い方に当てはめてみるのじゃぞ。
食材宅配4社の料金のしくみ|送料・手数料は4社でちがう。オイシックスは一定額以上で送料0円、コープデリは一定額以上で手数料0円、パルシステムは週ごとに手数料がかかる、ヨシケイは配達料がかからない。生協の2社は加入時に出資金(やめると返金)

4社の特徴|全国に届くか・どうやって届くか

料金のほかに大きく違うのが、届く地域と届き方です。4社の特徴を、公式サイトの案内をもとに整理します。

オイシックス:ミールキット「Kit Oisix」などを扱う会員制の宅配です。公式サイトによると、毎週木曜に注文が始まり、届け日を翌週水曜〜翌々週木曜の中から選べます。全国にヤマト運輸で届きます。入会金・年会費は不要で、一時休止は最大1か月、定期の解約はWebからできます。

コープデリ:東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野・新潟の生協の宅配です。コープデリの案内によると、各生協の対象エリアに住んでいる人なら誰でも加入できます。ミールキットは毎週50品目以上あり、最短5分で作れるものもあります。妊娠中から子どもが1歳未満まで(新潟県は3歳未満まで)手数料が無料になる「赤ちゃん割引」があります。期間などの細かい条件は、地域の生協で確かめましょう。

パルシステム:東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・福島・山梨・長野・静岡・新潟の1都11県の生協の宅配です。パルシステムの案内によると、週に1回、1週間分をまとめて届けます。入会金・年会費はかかりませんが、加入時に出資金を預けます(脱退時に返金)。

ヨシケイ:地域のヨシケイが、夕食の材料を毎日届けるしくみです。ヨシケイの「お困りの時は」によると、配達料はかからず、毎日ほぼ同じ時間帯に届けます。仕事などで留守の家には、鍵付きの箱を貸し出しています。値段は担当するヨシケイによって違い、郵便番号を入れると地域の値段が表示されます。

生協の宅配は、コープデリやパルシステムのほかにも全国にあります。2社が届かない地域に住んでいる人は、日本生活協同組合連合会の「お近くの生協を探す」で、地元の生協の宅配を探してみましょう。

4社とも同じようなサービスだと思ってたにゃ。届く地域から違うのにゃ?
そうなんじゃ。生協の2社は届く地域が決まっておるし、ヨシケイは毎日届くしくみじゃ。まずは自分の家に届くかどうかから確かめるのじゃ。

スーパーの1週間分と比べる|夕食5日分(2人分)でいくら違う?

いよいよ、スーパーで材料を買った場合と比べます。比べやすいように、主菜と副菜がそろった、ごく一般的な夕食5日分(2人分)の献立を決め、材料の値段を国の統計で計算しました。

値段は、総務省の小売物価統計調査(2026年9月)で、全国の都道府県庁所在市などのお店で調べた値段を使いました。特定の地域にかたよらないように、調べている都市(最大81都市)の値段を平均しています。人口の多い都市を重く数えるような計算はしていない、単純な平均です。豚肉は統計の「国産品・バラ」の値段を使いました。調味料とお米は、ミールキットでも別に用意することが多いので含めていません。

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献立(2人分) 材料(量は目安) 材料費(使った分)
1日目:豚のしょうが焼き/ほうれん草のおひたし 豚肉200g・玉ねぎ100g・しょうが10g・キャベツ150g・ほうれん草150g 約930円
2日目:鮭の塩焼き/豆腐とねぎのみそ汁/きゅうりの浅漬け 鮭2切れ(160g)・豆腐150g・ねぎ30g・きゅうり100g 約1,010円
3日目:鶏の照り焼き/ブロッコリーとトマトのサラダ 鶏肉300g・ブロッコリー150g・トマト150g 約750円
4日目:肉じゃが/しめじと卵のスープ 豚肉150g・じゃがいも300g・にんじん100g・玉ねぎ150g・しめじ100g・卵2個 約840円
5日目:肉野菜炒め/もやしのナムル 豚肉150g・キャベツ200g・にんじん50g・ピーマン60g・もやし200g 約630円
5日分の合計 (調味料・お米は含まない) 約4,160円(1人1食 約420円)

次に、ミールキットで夕食5日分(2人分)をそろえた場合と並べます。

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頼み方(夕食5日分・2人分) 金額の目安 スーパーとの差(1日あたり)
スーパーで材料を買う(使った分) 約4,160円 ―
コープデリ(公式サイトに例として載っている主菜+副菜1品のキット1,134円×5日・東京都の手数料198円込み) 約5,870円 約340円
ヨシケイ(5日間セット・2人用・3地域の例) 6,880〜8,050円 約540〜780円
オイシックス(主菜+副菜のキット×5日を1回にまとめて注文・本州の定期会員は送料0円) 約8,640〜12,420円 約900〜1,650円
パルシステム 加入前に見られる公式ページでは値段を確かめられなかったため、計算していません ―

オイシックスは、公式サイトの一覧に出ていた主菜+副菜のキット10セットのうち、いちばん安いセット(1,727円)と高いセット(2,483円)を、それぞれ5回頼んだ場合で計算しました。10セットの中央値(2,128円)で計算すると、5日分で約10,640円です。

なお、献立や量、品数(主菜と副菜の数)は会社ごとに違い、キットには専用の調味だれが入っているものもあります。まったく同じ条件の比較ではないので、金額は目安として見てください。

今回のモデルケースでは、差は1日あたり約340円〜1,650円です。この差額には食材の品質や量、配送の違いも含まれますが、「献立を考えなくてよい・買い物に行かなくてよい・下ごしらえが短く済む」ことへの代金と考えて、自分の暮らしで割に合うかを判断しましょう。

なお、スーパーの金額は、材料を「使った分だけ」で計算しています。実際のお店では、材料は束やパックで売られているので、レジで払う金額はもっと高くなります。次の章でくわしく見ていきます。

同じ5日分でも、頼み方しだいで差はずいぶん変わるのじゃ。1日あたりの差に直すと、自分が払ってよい金額かどうか判断しやすいぞい。

🛒 食材や日用品をどこで買うと安いかは、こちらで比べています👇
👉 日用品はどこで買うのが安い?ドラッグストア・ネット・プライベートブランドの使い分け

夕食5日分(2人分)をスーパーと比べると|差は1日約340〜1,650円。スーパー約4,160円、コープデリ約5,870円、ヨシケイ6,880〜8,050円、オイシックス約8,640〜12,420円(国の統計とモデルケースで試算)

スーパーで買うと「余る分」もお金になる

前の章のスーパーの金額は、材料を「使った分だけ」で計算したものです。ところが、実際のお店では、野菜は1束・1袋・1個、肉や魚はパックで売られています。献立に必要な分だけを買うことはできないので、使い切れなかった分にも、レジではお金を払っています。残りを別の料理に使えばムダにはなりませんが、使い切れずに傷ませてしまうと、その分は払っただけのお金になります。

たとえば、ほうれん草は1束(約200g)で売られていることが多い野菜です。おひたしに150g使うと、50gが残ります。小売物価統計調査の平均(1kgあたり約1,560円)で計算すると、1束で約310円、残る50gは約80円分です。こうした小さな「余り」が、1週間・1か月と積み重なっていきます。

私もふだん料理をしますが、まとめ買いでいちばん余らせやすいのは、葉物の野菜とハーブです。どちらも傷みやすく、数日のうちに使い切れないことがよくあります。逆に、にんじんやじゃがいも、玉ねぎのような根野菜は日持ちするので、次の献立に回しやすく、余ってもムダになりにくいと感じています。

ミールキットは、献立に必要な分の材料がセットで届くので、材料の買い余りを減らしやすいのが強みです。コープデリも、ミールキットは必要な食材がすべてセットで届くので、追加で買い足す必要がないと案内しています。

もう1つ見落としやすいのが、調味料です。ミールキットには専用の調味だれがついているものがあり、家に調味料をそろえていなくても作れます(ヨシケイのように、しょうゆなど一部の調味料は家で用意する形のものもあります)。スーパーで材料を買うときは、しょうゆ・みりん・ごま油などを家に用意しておく必要があります。

買ったほうれん草を、使い切れずにしなびさせちゃったことがあるにゃ…
それも立派な食費なんじゃ。葉物を買った週は、2回使う献立にしておくと、余りがぐっと減るぞい。

🍳 余った食材を使い切る献立は、レシピアプリで探すのが近道です👇
👉 レシピサイト・アプリ活用で食費節約|Nadia・クックパッド・クラシル・デリッシュキッチンの使いこなし術

スーパーで買うときの注意|買って余る分もお金。ほうれん草を1束約200gで買って使うのは150g、残る50g=約80円分。葉物は2回使う献立で使い切る

食材宅配の送料・手数料を安くする4つのコツ

食材宅配の送料や手数料は、使い方しだいで減らせます。公式サイトで確かめられた範囲で、コツを4つにまとめました。

💡 送料・手数料を抑える4つのコツ
  • 1無料になる金額にまとめて頼む:オイシックスは本州の定期会員なら6,500円(税抜)以上、コープデリは東京・埼玉・千葉なら6,000円(税抜)以上で、送料や手数料が0円になります
  • 2冷凍品はまとめて頼む:オイシックスは、冷凍品の注文が1,600円(税抜)未満だと冷凍手数料300円がかかります
  • 3子育て中なら割引を確かめる:コープデリは妊娠中から子どもが1歳未満まで手数料が無料になります(新潟県は3歳未満まで)。パルシステムも家庭に応じた割引制度を用意しています
  • 4注文しない週の費用を知っておく:パルシステムは注文がない週も手数料がかかり(前もって「お休み」を申し込めば、その間はかかりません)、コープデリも配達がない週は基本手数料だけかかります。オイシックスはキャンセルした週の手数料はかからず、ヨシケイは配達料がかかりません

ただし、「送料を無料にするために、要らないものまで頼む」のは本末転倒です。無料の金額に届かない週は、送料を払っても必要な分だけ頼むほうが、食費全体では安くなることもあります。

送料のために買いすぎては、元も子もないのじゃ。1か月でいくら払ったかを、家計簿でざっくり確かめるとよいぞい。
食材宅配の送料・手数料|送料を抑える4つのコツ。無料の金額にまとめる、冷凍品はまとめて頼む、子育ての割引を確かめる、休む週の費用を知る。送料のために買いすぎない

食材宅配が向いている人・向かない人

ここまでの計算をふまえて、向いている人・向かない人を整理します。

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タイプ 理由 合いそうな使い方
共働きで、平日の夕食づくりが大変 献立・買い物・下ごしらえの時間がまとめて減る 平日だけミールキット、週末はスーパー
小さな子どもがいて、買い物に行きにくい 重い物も家まで届く。生協には子育て中の割引もある 生協の宅配や、毎日届くヨシケイ
料理が好きで、献立を考えるのも苦にならない 手間を減らす代金のぶん、割高に感じやすい 忙しい週だけお試しや単品で使う
一人暮らしで、食べる量が少ない 送料・手数料の割合が大きくなりやすい 冷凍のキットやネットスーパーと比べて選ぶ

迷ったら、「平日の5日のうち、何日を任せたいか」から考えるのがおすすめです。毎日でなくても、いちばん忙しい2〜3日だけミールキットにすれば、差額を抑えながら手間を減らせます。

毎日じゃなくて、忙しい日だけでもいいのにゃ?
もちろんじゃ。いちばん疲れる曜日だけ任せるのも、立派な使い方じゃよ。差額も小さく済むぞい。
食材宅配はこんな人に|合う人・合わない人。合う人=平日の夕食が大変、買い物に行きにくい。合わない人=料理が苦にならない、食べる量が少ない。忙しい日だけ任せるのもあり

お試しセット・定期便の注意点|自動で切り替わるかを確認

食材宅配の多くには、加入する前に安く試せる「お試し」があります。ただし、お試しが1回だけの購入なのか、そのまま定期便や加入に切り替わるのかは、会社や申し込み方によって違います。

たとえば、オイシックスの「おためしセット」は、公式サイトで「1回限りの購入で定期購入ではありません」と案内されています。一方、パルシステムの「おためし宅配」は、出資金・手数料なしで3週間ためせるしくみですが、3週目の注文の締め切りまでに、注文サイトやアプリで「おためし宅配の登録解除」の手続きをしないと、そのまま組合員になり、出資金の支払いが始まります。パルシステムには、加入前に1回だけ買える「おためしセット」もあり、こちらとはしくみが違います。どちらの会社も公式サイトに書かれていますが、知らずに申し込むと「こんなはずでは」となりがちです。

加入したあとの定期便にも、締め切りがあります。オイシックスの定期ボックスは、締め切りまでにキャンセルや変更をしないと、提案された商品がそのまま届きます。

⚠️ 申し込む前に確かめたい3つのこと
  • 1お試しのあと、自動で定期便や加入に切り替わるか:切り替わる場合は、いつまでに何をすれば止められるか、続ける回数の決まりがあるか、お試しが終わったあとの値段をメモしておきます
  • 2毎週の注文の締め切りと、キャンセルの方法:締め切りを過ぎると、変更やキャンセルができないことがあります
  • 3休止・解約の手続きの場所と費用:アプリやWebでできるのか、電話が必要なのか、解約にお金がかかるかを確かめておきます

これはネット通販全般への注意ですが、国民生活センターは、「お試し」をめぐるトラブルについて、注文する前に「最終確認画面」で定期購入が条件になっていないか、解約の条件はどうかを確かめ、その画面をスクリーンショットで保存しておくよう呼びかけています。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

お試しのあとに何が起きるかを、申し込む前に1行メモしておくだけで安心じゃ。締め切りの曜日も、カレンダーに入れておくのじゃぞ。
🛒 4社のお試しの申し込み先
4社とも、はじめての人向けのお試しがあります。上の3つを確かめてから申し込みましょう。
・オイシックス「おためしセット」:はじめての人だけが買えるセットです。送料無料で、1回限りの購入です(定期購入ではありません)。
・ヨシケイ「お試し5days」:はじめての人だけが使えます。月〜金の5日分が毎日届き、配達料はかかりません。キャンセルは原則、配達日の前の週の水曜17時までです。
・コープデリ「おためしセット」:コープデリをまだ使っていない人向けで、1世帯1回1セットまでです。対象の地域に住んでいる人が申し込めます。
・パルシステム「おためし宅配」:出資金・手数料なしで3週間ためせます。3週目の注文の締め切りまでに解除の連絡をしないと、組合員になり出資金の支払いが始まります。
※オイシックスとヨシケイのリンクは広告リンクです。どのリンクも公式サイトに移動します

🆘 契約やお金のトラブルで困ったときの公的な相談先は、こちらにまとめています👇
👉 お金のトラブル、どこに相談すればいい?困ったときの公的な相談窓口まとめ|詐欺・借金・契約・生活費・仕事のトラブル別

お試しセット・定期便の注意|申し込む前に確かめる3つ。自動で切り替わる?注文の締め切りは?休止・解約の方法は?申し込み画面はスクショで保存

食材宅配のよくある質問Q&A

Q. 生協は誰でも入れる? A. コープデリは、各生協の対象エリアに住んでいる人なら誰でも加入できると案内しています。パルシステムも、サービスの対象エリアに住んでいれば加入できます。加入するときに出資金を預け、やめるときに返ってきます。

Q. 配達の日や時間は選べる? A. オイシックスは、注文ごとに届け日を選べます。コープデリは、住んでいる地域ごとに配達の曜日と時間が決まっています。パルシステムは週に1回、1週間分をまとめて届けるしくみです。ヨシケイは、地域のヨシケイが毎日ほぼ同じ時間帯に届けます。

Q. 留守がちでも受け取れる? A. コープデリは、事前に連絡すれば玄関先など指定の場所に置いてもらえます。パルシステムも、留守のときは置き配で届けるしくみです。ヨシケイは、留守の家に鍵付きの箱を貸し出しています。オイシックスはヤマト運輸で届けます。

Q. ネットスーパーとは何が違う? A. ネットスーパーは、お店に並んでいる商品を注文して届けてもらうサービスです。食材宅配のミールキットは、献立ごとに必要な分だけの材料とレシピが届く点が違います。献立を考える手間まで減らしたいならミールキット、いつもの買い物を楽にしたいならネットスーパー、と考えると選びやすくなります。

ー この記事のまとめ ー
  • 食材宅配の代金は食材代+手間を減らす代金。値段だけ見れば高く見えて当然
  • 夕食5日分(2人分)は、スーパーの材料費が約4,160円、ミールキットは約5,870円〜1万円あまり
  • 今回のモデルケースでは、差は1日あたり約340円〜1,650円。品質や配送の違いも含め、減る手間に納得できるかで決める
  • スーパーは余る分や調味料にも、実はお金がかかっている
  • 生協の2社は届く地域が決まっている。まずは自分の家に届くかを確かめる
  • お試しは自動で切り替わるかと締め切りを、申し込む前に確かめる

🎓 コガネ博士の総評

コガネ博士の総評🦉

食材宅配が「高い」かどうかは、何と比べるかしだいじゃ。食材の値段だけなら、スーパーのほうが安い。じゃが、その差には、献立を考える・買い物に行く・下ごしらえをする、といった手間を減らす分が入っておるのじゃ。

今回の計算では、その差は1日あたり約340円から1,650円ほど。毎日の夕食づくりに追われておる人には、十分に見合う金額かもしれん。逆に、料理が好きな人には割高に感じるじゃろう。

大事なのは、毎日でなくてもよいということじゃ。いちばん忙しい日だけ任せる、お試しで自分に合うか確かめる。そうやって、無理のない形で取り入れるのがよいぞ。

申し込む前には、届く地域、送料や手数料の条件、お試しのあとに何が起きるかの3つを、必ず確かめるのじゃぞ🦉

📎 出典・参考